日本臨床腫瘍学会専門医研修施設

日本臨床腫瘍学会専門医研修施設

医療の各学会では、専門医の育成・修練に力が注がれています。例えば日本臨床腫瘍学会でも、がん薬物療法専門医を育成するため専門医研修カリキュラムを組み試験を設けて認定制度を推進しています。また研修カリキュラムを実施するための研修施設を認定しています。

認定研修施設として認定されるには

(1)悪性腫瘍患者が常時20名以上入院し、がんの薬物療法が年間50例以上施行されていること。

(2)暫定指導医2名以上、または暫定指導医1名専門医1名以上(最低2名の有資格者)が常勤し、指導責任者の下に十分な指導体制がとられていること。

(3)日本臨床腫瘍学会の研修カリキュラムに基づく研修が実施されていること。

(4)倫理委員会(施設IRB)または、同等機能の審査機関が機能していること。

(5)がん薬物療法に精通した薬剤師、看護師がいること。

(6)病理学会認定病理専門医が勤務していること。

(7)緩和医療の体制が整っていること。

(8)がんに関連した緊急事態に対応できる体制が整備されていること。

(9)院内もしくは放射線治療に関する研修協力施設内に、放射線治療装置が整備されていること

(10)院内がん登録が実施されていること。

のすべての条件が満たされていなくてはなりません。

日本臨床腫瘍学会認定研修施設の主なものは、日本医科大学付属病院、国立がん研究センター中央病院、慶應義塾大学病院、順天堂大学医学部附属順天堂医院、東京大学医学部附属病院、聖路加国際病院、NTT東日本関東病院、日本赤十字社医療センターなどとなっています。

こうした取り組みが成される背景には、やはり専門医が広く求められているということがあります。まず患者さんにとって、専門医の存在は大きな安心となります。特にインターネットが普及して以降、誰もが簡単に多くの医療機関情報を得られるようになりました。体調が悪かったり、怪我をしたりすれば、まずインターネットで治療可能な医療機関を探しているのです。しかしただ探すだけでなく、医療機関毎の情報を比較できることが最大のポイントです。どうせなら、より専門性のある医療機関に行きたい。そう考える患者さんにとって、専門医がいるかどうかは医療機関選定の大切な指針となっています。

また医療機関側からみても、それだけ患者さんから求められる専門医であれば求めるのは当然です。求人情報を見てみても、専門医を求める声は非常に多く見られます。つまり転職を目指す医師にとっても、専門医の資格取得は大きなチャンスに広がる可能性があるのです。

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