呼吸器外科の医師求人

呼吸器外科の医師求人

2004年に臨床医研修制度、いわゆるスーパーローテートが導入されました。それ以来、医局の崩壊が危惧されるようになっています。実際に一部の地方大学では、既に医局崩壊といえる状態を迎えているのです。それまでは、地方病院や診療所における人事関連の実質的な影響のほとんどを、教授の意向が担っていました。しかし昨今では、その影響力も確実に低下しているのです。

これまでは大学を卒業すると、同時に大学医局へ入局して医局人事であちこちの関連病院へ派遣され、研鑽を積んだ後にしかるべき時期に転職開業するというのが、従来の医局制度における一般的な医師のキャリプランでした。しかし現在では、医師転職の市場においてもこの体制が崩れつつあります。

また医師を採用する側である医療機関も、診療報酬の改定などといった医療制度改革の影響によって苦しい病院経営にさいなまれる状況が急増しています。これに伴い、医局が紹介する医師にも無条件に頼れなくなってきているのです。また患者に対する医療サービス向上の観点から、より質の良い専門的知識・スキルをもった医師を選びたいと考えるように、環境が変化してきています。

医療機関の中でも外科を標榜するものは内科系と比較して少なく、求人数も同様に内科系より少ない状況となっています。ただし外科系では、その専門性を高く評価される傾向にあるようです。呼吸器外科は特に専門性が高いため、地域による募集の差があり、呼吸器疾患が考えられる産業が発展しているエリアのニーズがありますが、募集の枠が限られます。また、病床数300床以上あるような病院の呼吸器外科では、肺悪性腫瘍の疾患患者に内視鏡を用いた胸腔鏡手術などを行っているため、高いスキルが求められます。専門性が高い診療科でもあり、関連科である呼吸器内科を充実させ、呼吸器外科を標榜している医療機関が少ないため、呼吸器外科医としての求人募集は多くないのが実情です。求人も、都市部に集中する傾向にあります。ただし、新規で呼吸器科を立ち上げる場合などに部長待遇で募集が行われることもあります。

厚生労働省『必要医師数実態調査』によると、呼吸器外科の現員医師数は1408.6人で、ほとんどが常勤医師としての正規雇用です。求人数は多くはありませんが、高いスキルを求められるため、募集時の平均給与は、全国ほとんどの地域で外科系の平均を上回る水準となっています。募集の多くは、人的・経済的資源に余裕がある300床以上の病院や都市部の病院に集中しており、胸部の腫瘍疾患治療を行っている規模の大きな医療機関となります。

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